フジテレビが社員の関与を否定し続ける中、週刊文春が記事の訂正を行い、「中居さんに誘われた」との新たな情報を発表しました。この騒動は、フジテレビの副会長、遠藤氏が10時間に及ぶ記者会見を行った後に発生しました。会見では、同社の社員がトラブルに関与していないとの主張が繰り返されましたが、スポンサーからの厳しい反応が続いています。
具体的には、キリンホールディングスが来月分のCM放映を見送ることを決定したほか、日本生命やサントリーも同様の措置を取る見通しです。このような状況の中、週刊文春は12月に発表した記事の内容を訂正しました。元の記事では、関与したとされる女性がフジテレビの社員に誘われたとしていましたが、これが中居正弘さんに誘われたという認識に変更されました。
さらに、週刊文春は「当該社員の関与はない」とのフジテレビの主張を受けて、社員の関与についての見解を改めて発表しました。しかし、フジテレビは依然としてトラブル発生時に社員が中居さんに誘われた事実を否定しています。これに対し、週刊文春はトラブルの背景にある事実は変わらないとの立場を示しています。
この騒動は、フジテレビにとって信頼性の維持が求められる重要な局面となっています。今後は第三者委員会の調査結果が注目される中、メディア業界全体への影響も懸念されています。フジテレビは引き続き、調査に委ねる姿勢を示しており、今後の展開に注目が集まっています。