フジテレビは、週刊文春による報道の一部を訂正し、同社の社員が中井さんと女性のトラブルに関与していないと強く主張しました。事案は2023年5月に行われたバーベキューを含む食事会に関連しており、フジテレビの社員Aが女性を誘ったとの初報がありましたが、後の取材で女性は中井さんに誘われたことが確認されました。
フジテレビは、社員Aが食事会の設定やトラブルに一切関与していないと説明し、社員Aがバーベキューに参加したことを認めていますが、問題の食事会はその延長上にはないとの見解を示しました。このバーベキューには、タレントや他のテレビ局のスタッフも参加しており、当日は約10人のメンバーが集まっていました。
中井さんと女性のトラブルが起きたのは2022年6月で、その前のバーベキューが事の発端とされています。週刊文春によると、トラブル後、3人は飲食店で再会したとされていますが、フジテレビの社長はこの件について「今初めて知った」と述べ、調査が不十分であったことを認めました。
フジテレビは今回の問題に対して、第三者委員会による調査を進めており、調査報告書は2024年3月末を目指して提出される予定です。社内の管理体制や人権意識の不足が指摘される中、フジテレビは今後の対応をどのように進めていくのか、注目されます。記事の訂正やフジテレビの説明に対して、業界内外からの反応も分かれており、今後の展開が期待されています。