JR埼京線で信号トラブルが発生し、通勤時間帯の朝8時過ぎに大混乱が起きました。今朝6時40分、埼京線の下り電車が停車中に信号が切り替わらない事態が発生し、全線で運転見合わせに。これにより、上下線合わせて47本が最大99分遅れ、約8万人の通勤客に影響が及びました。
公園駅では、改札外に人々が立ち止まり、タクシーやバスを待つ長い列ができていました。浦和駅では、到着したバスが満員で乗れない状況が続き、SNSには「埼京線が止まったせいで会社に行けない」「もう1時間以上待ってる」といった利用者の不満が溢れました。
気温が34度を超える中、運転再開は約1時間40分後の午前8時25分。JR東日本によると、信号トラブルが発生した電車1本が運休し、その他の列車にも影響が出ました。専門家は、信号機が運転室内にあるため、無線受信装置に異常があった可能性や、暑さがトラブルを引き起こしたのではないかと指摘しています。
通勤客たちは、運転再開を待ちわびてホームへと向かいましたが、混雑した状況は続いています。今後の情報に注目が集まります。