【きょうの1日】フジテレビ“10時間超”会見 “中居さんトラブル”について明らかにしたのは?

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フジテレビは1月28日、10時間を超える異例の記者会見を開催し、同社の清水新社長が信頼回復への意欲を示しました。会見では、昨年6月に発生した中居正広さんと女性とのトラブルに関する詳細が明らかにされました。清水社長は、説明責任を果たすことが重要であると強調し、加納全会長と港全社長の辞任を発表しました。

トラブルは、昨年6月の食事会で発生し、港全社長への報告が8月になっていたことが指摘されました。また、中居さんは7月に富士テレビの社員に連絡し、女性に対する認識が異なっていたとされています。フジテレビは、社員Aが食事会に関与していたかどうかについては改めて否定しました。

会見では、女性社員や女性アナウンサーを接待要因として食事会に同席させることが常態化していたのかという質問が上がりました。清水社長は、企業文化としてそのような意図はないと主張しましたが、参加者の意思を尊重する重要性を認識したと述べました。

トラブルの対応に関しては、女性の心身の状態を最優先に考え、小人数での対応が行われたと説明しました。しかし、社内のコンプライアンス推進室との連携がなかったことに対する疑問も呈されました。記者からは、情報隠蔽の可能性が指摘され、透明性の確保が求められました。

この会見に対して、フジテレビの現役社員からは、企業のトップが重要な場面に姿を見せないことに対する疑問も上がりました。今後のフジテレビは新たな組織体制を整えていくことが求められていますが、役員全員がそれぞれの責任を取るべきだとの意見も多く寄せられています。

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