富士山“山開き” 山梨県が軽装で山頂目指す登山者への対応強化…「富士山レンジャー」によるゲート通過拒否も可能に

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富士山の「山開き」が今日、山梨県の吉田ルートで行われ、登山者への新たな安全対策が施されました。県は、軽装で登山を試みる無謀な登山者に対し、富士山レンジャーによるゲート通過の拒否を可能にしました。午前3時、暗闇の中でゲートが開かれると、興奮した登山者たちが次々と通過していきました。しかし、注意が必要です。軽装の登山者には厳しい目が向けられ、特にTシャツやサンダル姿の者は、即座に通過を拒否される事態が発生しました。

香港から来た男性は、必要な装備が整っていないため、ゲートで立ち往生。彼は「朝5時にお店が開くから、そこで買う予定」と不安を漏らしました。さらに、短パン姿の外国人も、富士山レンジャーに服装不十分と判断され、通過を許可されませんでした。日本人男性の中には、ユニークな登山ギアを装着し、周囲の注目を集める者も。最新の足サポート機器を利用し、楽々と登山を楽しむ姿が見られました。

規制強化後初の山開きで、今日1日で1378人が吉田ルートを通過しました。富士山の美しい景色を堪能するためには、適切な装備が不可欠です。この新たな取り組みが、登山者の安全を守る一助となることが期待されます。登山を計画している方は、十分な準備を忘れずに。安全第一で、富士山の魅力を楽しんでください。

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