佐賀県で、80代の男性が自宅で倒れ、死亡が確認されました。熱中症が疑われており、全国的に猛暑が続く中、今年最多の118地点で猛暑日を記録しています。特に群馬県前橋市では37.1℃に達し、東京でも33.2℃を記録しました。
暑さに苦しむ中、俳優の伊藤四朗さん(88)が熱中症を経験したことを明かしました。22日に投票帰りに突然、目の前が真っ白になり、意識を失ったと言います。通行人に助けられたものの、体が全く動かず、恐怖を感じたと語りました。伊藤さんは、倒れた後に体調が回復したものの、熱中症の危険性を強く訴えています。「熱中症を甘く見てはいけません。水分と塩分は必ず取ってください」と警告しました。
今日、全国で熱中症アラートが発表されたのは、大分県や熊本県など17県に及び、東京都内でも32人が熱中症の疑いで緊急搬送されています。特に、今月に入ってからの真夏日は13回目を迎え、記録的な暑さが続いています。観光地では、観光客が海水浴を楽しむ一方で、熱中症の危険が迫っています。
この異常気象の中、特に高齢者や体調に不安のある方々は、十分な水分補給と休息を心がけることが求められています。猛暑が続く中、命を守るための対策が急務です。