「風俗嬢は人ではない」収益1億円隠しスカウトグループ「アクセス」のリーダー再逮捕 内部で使われていたマニュアルの詳細明らかに

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風俗嬢を「人ではない」と位置付け、全国で女性を斡旋し、驚異の1億円を超える収益を隠していたスカウトグループ「アクセス」のリーダーが再逮捕されました。この組織は、全国1800の風俗店に女性を紹介し、売春を斡旋することで巨額の利益を上げていました。警視庁は、このグループを「匿名流動型犯罪グループ」と認定し、リーダーの遠藤和容疑者を1億2000万円の犯罪収益を隠していた疑いで再び逮捕しました。

捜査官のインタビューにより、内部で使用されていた衝撃的なマニュアルの内容が明らかになりました。マニュアルには、女性を商品として扱い、給料システムが完全に組織に依存していることが記されており、女性の稼ぎが永久に組織に流れる仕組みが詳細に説明されています。「数年以内に日本一の会社になる」との目標も掲げられ、組織の急成長の背景が浮き彫りになりました。

この事件は、女性たちがどのようにして搾取され、商品として扱われているのかを浮き彫りにしています。社会の暗部に潜むこの問題は、今後の捜査でさらなる真実が明らかになることが期待されます。警察は、さらなる逮捕者を見込んでおり、アクセスの背後に潜む巨大な犯罪ネットワークの全貌解明に向けて、捜査を加速させています。

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