
6月24日放送の「徹子の部屋」に出演した斉藤慶子さん=テレビ朝日提供
俳優の斉藤慶子さんが、6月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。娘の様子や大学院時代の思い出などを語った。
【写真特集】斉藤慶子、15歳上の男性と14年前に再婚 出会いは友人の食事会 「徹子の部屋」で語る
娘はもうすぐ25歳。名古屋でテレビ局のアナウンサーをしている。「最初、私が(アナウンサーの仕事を)勧めたんですけど、とても楽しんでやっている。ニュースを読むこともあるので、家に帰ってきている時は報道番組を見たりして勉強しています」。名古屋の放送局なので、活躍ぶりを東京のテレビで見る機会は少ない。「主人が元々名古屋の人なので、名古屋に行ったり来たりするから、(テレビ)画面から(スマホに)撮って私に送ってくれたりします」と話す。
55歳の時に慶応大大学院に進学した。みんなでリポートを書いたり、終わったら近くの居酒屋に行ったりした。合宿では24、25歳の子たちとの雑魚寝も経験。「いい経験でした」「すっごいみんな飲む。朝まで飲んでました」と明かす。進学したメディアデザイン科ではショートフィルムを作ったり、ちょっとした舞台を作ったりもした。6人のグループで発表するのだが、「芝居うまいですね」「演劇部だったんですか」などと言われた。「私があまり仕事をしていない頃なので(私の仕事を知られていなかった)。それが逆に楽しかったです」と振り返る。
高校卒業後に熊本大学に進学したが、仕事が多忙で中退した。また学びたいという思いが心の中にずっとあった。たまたま慶応大のメディアデザイン科は面白そうだから受けてみようと思ったのが進学のきっかけだった。
大学院で勉強したことは「役に立ったかと言われると、具体的には役に立っていない」というが、「でも学生生活を、キャンパスライフを、味わってみたくて。そこに集って一つのものに向かって、一つのテーマで、みんなで会話をして作り上げていく。それが演劇だったり、リポートだったりする。いろんな仲間ができ、教授は私より年上の方も多く、年齢層の幅もあって、いろんなことが楽しかったです」と笑顔で語った。