A24が贈るひと夏の思い出、「aftersun」「mid90s」7月24日に併映決定

A24×TOHO シネマズ特集上映ビジュアル

【画像】来場者プレゼントの「aftersun/アフターサン」特製ステッカー

「aftersun/アフターサン」は、第75回カンヌ国際映画祭批評家週間での上映を皮切りに評判を呼び、A24が北米配給権を獲得した作品。11歳のソフィが離れて暮らす父親カラムと2人で過ごした夏休みが、大人になった彼女の視点で描かれる。カラム役で主演を務めたポール・メスカルは本作での演技が高く評価され、第95回アカデミー賞で主演男優賞の候補に。ソフィをフランキー・コリオが演じた。

監督を務めたのは本作が長編監督デビュー作となるシャーロット・ウェルズ。自身が経験した幼少期の父との思い出をもとに脚本を手がけた。「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスがその物語に惚れ込み、プロデューサーを務めている。

「mid90s ミッドナインティーズ」は、1990年代のアメリカ・ロサンゼルスを舞台とした青春映画。シングルマザーの家庭で育った13歳の少年スティーヴィーがスケートボードを通して仲間と出会い、子供から大人への扉を開いていく姿がつづられる。俳優としても知られるジョナ・ヒルが本作で監督デビュー。自身が1990年代に体験した感情や記憶をもとに3年の月日を掛けて脚本を仕上げた。

そんな本作は、全編16mmフィルムで撮影されており、スーパーファミコンやカセットテープ、ストリートファイターなど1990年代を象徴するような懐かしいアイテムが登場。2018年のナショナル・ボード・オブ・レビュー賞ではインディペンデント映画トップ10に選出され、上映劇場が全米4館から1200を超えるスクリーンまで拡大するスマッシュヒットを記録した。スティーヴィーをサニー・スリッチが演じ、キャサリン・ウォーターストン、ルーカス・ヘッジズ、ナケル・スミスらもキャストに名を連ねている。

なお来場者プレゼントとして「aftersun/アフターサン」「mid90s ミッドナインティーズ」の特製ステッカーセットを配布。TOHOシネマズ 日比谷ではゲストを招いたトークイベントも調整中だ。上映時間などの詳細は各劇場の公式サイトで確認してほしい。

■ A24×TOHO シネマズ特集上映
2025年7月24日(木) 東京都 TOHOシネマズ 日比谷、 大阪府 TOHO シネマズ なんば
料金:通常料金 3300円 / 学生割引 1700円(大学生以下が対象)
※割引不可、無料券不可
<上映作品>
「aftersun/アフターサン」
「mid90s ミッドナインティーズ」

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