JAあかしの幹部が衝撃の不正利用を行っていたことが明らかになりました。明市のJA組合に所属する60代の業務理事が、過去5年間にわたり組合員向けの有料生マ機を無断で無料利用していたのです。この不正行為は、JAが今月19日に開催した総会で発覚し、報酬減額の処分が下されました。理事は「スタッフから提案された」と言い訳をしていますが、その言葉に甘えた結果がこの事態を招いたのです。
2018年10月に導入された高性能生マ機は、組合員が1回30キロで310円を支払うことになっていました。しかし、業務理事は自身が収穫した現マを無料で利用し続けていたというのです。このスキャンダルは、JAの信頼性に大きな疑問を投げかけています。職員からは「身内には甘い」との声が上がり、農業界の体質に対する不満が高まっています。
JAの職員は地元農家出身が多く、個人的なつながりが強いため、一般企業では考えられないような不正行為が横行しやすい状況があるようです。このような行動は、農業を支える立場にある組織として到底許されるものではありません。今後の調査で、さらなる不正が明らかになる可能性も否定できません。
JAの幹部に対する厳しい処分が求められる中、真面目に働く職員たちの信頼が損なわれることを懸念する声が上がっています。この問題がどのように展開するのか、注視が必要です。