天皇皇后両陛下が原爆慰霊碑に供花 即位後初の被爆地・広島訪問

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天皇皇后両陛下が広島を訪問し、原爆慰霊碑に供花を捧げました。これは即位後初の被爆地訪問であり、戦後80年の節目にあたります。両陛下は、特別機で広島空港に到着し、集まった多くの人々に笑顔で手を振って応えました。

午後3時前、両陛下は平和公園に到着。2000年以来、両陛下が揃ってこの地を訪れるのは初めてであり、その重みが感じられます。強い日差しの中、地元の小学生に温かい言葉をかけながら、広島市長の先導で原爆慰霊碑へと向かいました。白い花束を手に、静かに深い敬意を表し、犠牲者を追悼しました。

今回の訪問は、原爆資料館での展示視察や被爆者、戦争体験を語り継ぐ若い世代との交流も含まれています。両陛下の姿は、平和を願う多くの人々に希望を与え、戦争の悲劇を忘れないよう促す重要なメッセージとなりました。明日には原爆養護施設を訪問する予定で、さらなる意義深い交流が期待されています。

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