元TBSアナウンサーでテレビプロデューサーの志賀浩氏が、かつて中居正広の”TBS上納係”として知られていたことが明らかになりました。この事実は、TBS史上最大のスキャンダルである「ワンダフル事件」に深く関わっていた彼の経歴に新たな光を当てています。
志賀氏は1972年に大分県別府市で生まれ、1996年にTBSに入社後、瞬く間に人気アナウンサーの一人となりました。特に深夜番組「ワンダフル」では、そのイケメンぶりとタレント的な魅力で多くのファンを獲得しました。しかし、1999年に発覚した「ワンダフル事件」により、彼のキャリアは急転直下の危機を迎えます。この事件は、番組関係者や出演者が関与する不適切なパーティーが報じられ、TBSのイメージを大きく損なうものでした。志賀氏はこの事件で唯一名前が挙げられ、以降は表舞台から姿を消すこととなりました。
その後、2004年には飲酒運転による事故を起こし、再度の不祥事が報じられました。この一連の事件により、彼はアナウンサーとしてのキャリアを断たれ、制作部門に異動。彼の姿はメディアから消えたかのように思われましたが、実際にはプロデューサーとして新たな道を歩んでいました。
志賀氏は中居正広の番組に多く関わり、プロデューサーとして名を馳せるようになります。特に「金曜日のスマイルたちへ」など、中居さんの番組ではその影響力が顕著です。彼はTBS社内で中居さんとの深い信頼関係を築き上げ、今や「シガP」として裏方から支える存在となっています。
かつてのスキャンダルを経て、彼がどのようにしてこの地位を築いたのかは、TBS社内でも様々な意見が飛び交っています。志賀氏の今後の活動にも注目が集まります。