“危険な暑さ”に突入…東京都心で最高気温31度超・21人が熱中症で救急搬送 香川・和歌山・沖縄などに熱中症警戒アラートも発令

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東京都心で危険な暑さが襲来し、最高気温が31度を超え、21人が熱中症で救急搬送されました。今日、全国417地点で30度を超える猛暑が観測され、特に愛媛県最上市では今年最高の35.6度を記録。午後3時の新宿駅前は、建物の影響で風通しが悪く、体感温度はさらに上昇しています。

この異常な暑さは、農作物にも深刻な影響を及ぼしています。東京都内の農園では、大根に亀裂が入るなどの被害が報告され、紫カリフラワーの約4割が廃棄処分に。畑の野菜が熱さの影響で劣化する中、農家は早急な対策を迫られています。

さらに、奈良市では鹿たちが日陰でぐったりとしており、神奈川県の養豚場では、豚たちが暑さに苦しむ様子が見られます。特に、母豚は冷たい泥に全身を浸けて体温を下げる行動が観察されています。

熱中症警戒アラートは、鹿児島県、香川県、和歌山県、そして沖縄県を除く全国各地に発令されており、明日も千葉、和歌山、鹿児島、沖縄での注意が必要です。今週一週間、東京都心ではこの危険な暑さが続く見込みで、35度を超えれば観測史上最も早い猛暑日となります。市民は、熱中症対策を徹底し、外出時の注意を怠らないようにしてください。

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