中居正広の女性アナウンサーへの不適切な行為が連日報道されていますが、フジテレビのアナウンサーが涙ながらに訴える姿が注目を集めています。2025年7月17日、フジテレビの社長・港高一氏が記者会見を開き、第三者の弁護士による調査委員会の設置を発表しました。しかし、調査中のため具体的な疑惑には応じられず、被害者への配慮も不十分との批判が寄せられています。

特に、被害女性が社長室を訪れた際に謝罪がなかったことが強調されています。港社長は、オリンピック視察の話に終始し、重大な問題に対する意識が薄かったとの指摘があります。また、社長は「社員が加担していた事実はない」と述べましたが、被害者への対応に疑問が残る中で、ネット上では厳しい声が上がっています。

同会見中、フジテレビのメインキャスター・宮島アナウンサーが涙ながらに「仲間が苦しんでいる」と訴え、坂義久アナウンサーも同様の思いを表明しましたが、その発言が台本によるものではないかとの疑惑も浮上しています。フジテレビ内部には、昔から続く「港会」という会合があり、女性アナウンサーが接待要因として扱われていたとの証言もあります。

報道によると、事件後に被害女性に現金20万円を渡そうとしたという話もあり、これが口止めの意図だったのではないかという疑念が膨らんでいます。また、被害女性が最近SNSを更新し、新たな仕事を開始していることから、トラブルが解決済みとの見方もありますが、公式な情報は未だに明らかにされていません。

フジテレビは多くのスポンサーからの信頼を失っており、内部ではガバナンスの崩壊が指摘されています。米投資ファンドからは徹底的な調査を求める声が上がり、今後の調査結果や新たな証言に注目が集まっています。この事件がどのように展開するのか、引き続き注視していく必要があります。