【地面師詐欺】大阪で約14億5千万円を詐取した事件が発覚!地価高騰が背景に
今朝、大阪府で衝撃の地面師詐欺事件が発覚し、約14億5千万円が不正に騙し取られたことが明らかになりました。東大阪市に住む福田浩容疑者(56)が詐欺の主犯として逮捕され、警察は他の共犯者も追及しています。
事件の手口は、土地や建物の所有者になりすまし、架空の不動産売買を持ちかけるもので、過去にも大手住宅メーカーが被害に遭った有名な詐欺手法です。今回のケースでは、大阪市内の不動産会社の女性が成りすましの対象にされ、細かく分担された役割でグループが運営されていました。
福田容疑者らは、偽造した免許証や商業登記を利用して不正な売買契約を結び、司法書士も関与する中、巧妙に詐欺行為を実行しました。被害者の会社からは現金で代金を受け取りましたが、物件の鍵が引き渡されなかったことで詐欺が発覚。成りすまされた女性は「全く知らない、勝手に迷惑を被っている」とコメントしています。
この詐欺事件は、大阪ミナミの地価高騰が背景にあると見られており、専門家はインバウンド需要の回復が影響を与えた可能性を指摘。警察は福田容疑者らの検挙を進め、詐取した金の行方や事件の全貌を解明するため捜査を続けています。地価上昇を狙った悪質な犯罪が再び浮上した今、さらなる被害を防ぐための警戒が求められています。