フジテレビ元女性社員が新たに告発した内容が注目を集めている。彼女は、同社の元プロデューサーA氏に多目的トイレに連れ込まれ、性的な被害を受けたと語った。吉岡京子さん(仮名)は、20年近くフジテレビで勤務する中で、セクハラやパワハラが横行している社風に深刻な懸念を抱いていた。
吉岡さんは、当時の状況を振り返りながら、「弱い相手を叩き潰す社風がある」と証言。特に上層部が問題を軽視し、社員が動くためには上司の意向を伺う必要がある職場環境があると指摘した。彼女自身も、社内でのセクハラ被害を経験しており、ある幹部との会合では、性的な話題について感想を求められることが常態化していたという。
さらに、吉岡さんはA氏についても触れ、彼が職場でのセクハラに対して悪評が高まる中、なぜか出世していった経緯を説明した。彼女は、A氏に関する不適切な言動が周囲で話題になっていたことを示し、「友人がA氏に連れ込まれた際の被害についても耳にした」と語った。
この告発に対し、フジテレビは「コンプライアンスガイドラインに基づき適切に対応する」とのコメントを発表。しかし、実際にはスポンサーが次々と離脱しており、同社の体質が問われている。
現在、吉岡さんの告発は、1月23日発売の週刊新潮にて詳しく報じられる予定であり、さらなる真相解明が期待されている。フジテレビの社風や過去のトラブルについて、今後の展開が注目される。