「中居正広さん問題」の影響が広がる中、フジテレビは少なくとも37社からのCM差し替えの動きに直面しています。この問題は昨年6月に発生した中居さんと女性との間のトラブルに端を発し、現在も波紋を呼んでいます。TBSテレビは、中居さんの番組「金曜日のスマイルたち」や「The MC3」からの交番を発表しました。
フジテレビは、トラブルの発端について早期に認識していたとし、自社の社員が企画したことやドタキャンはなかったと否定。しかし、詳細については調査委員会に委ねる姿勢を示しています。一方、女性側はその会合を業務の延長と捉えて本社に相談したとされ、今後の調査が注目されています。
この影響で、多くの企業がCMを差し替える決定を下しています。保険会社や自動車メーカー、化粧品メーカーなどが続々とCMをACJAPANに変更する動きが見られ、三井住友銀行も同様の措置を発表しました。午後10時時点で、35社を超える企業が差し替えを決めています。
さらに、総務省消防庁は、富士テレビのドラマとタイアップしたポスターの配布を急遽見合わせることを明らかにし、適切なタイミングを再検討中です。フジテレビは、SNS上での誹謗中傷にも悩まされており、公式サイトでは報道に関連するコメントを控えるよう呼びかけています。
この問題は、芸能関係者とテレビ局員の関係を問う一連の事態を引き起こしており、TBSテレビも社内調査に着手するとしています。問題が把握された場合には、適切に対処する方針です。中居正広さんを巡る騒動は、今後も注視されることになるでしょう。