元大関の千代大海が、闇カジノへの常連であったことが暴露され、九重部屋が一時閉鎖される事態となりました。この問題の発端は、千代大海が過去に違法賭博に関与していたとする週刊誌の報道です。日本相撲協会は特別調査委員会を設置し、調査を行った結果、千代大海は野球賭博などには関与していないとの結論を出しましたが、報道の信憑性には疑問が残ります。
報道によれば、千代大海は15年前から闇カジノに通っており、友人の遠藤久氏がその実態を週刊誌に語りました。遠藤氏は、千代大海と共に23回も闇カジノに通い、賭博に明け暮れていたと証言。未返済の賭博借金は1億円を超え、その内3500万円が未返済のままだということです。さらに、千代大海は後輩力士に対し、強制的に飲酒をさせた事件も発覚しており、これを受けて日本相撲協会は謹慎処分を下しました。
今回の騒動は、千代大海が将来の日本相撲協会の理事長候補ともされていたこともあり、大きな衝撃を与えています。彼は違法行為を否定し、法的手段を検討しているとコメントしていますが、その行動が周囲に与えた影響は計り知れません。相撲界における信頼性の喪失が懸念される中、千代大海の今後の動向に注目が集まります。