江木俊夫が暴露した衝撃の内容が、再びジャニーズ事務所の過去の性被害問題を浮き彫りにしています。2023年9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見では、同社の幹部たちが故ジャニー喜多川氏の行動を謝罪し、保証を行うことを発表しました。この会見に続き、江木俊夫氏が自身の過去の経験について語り、特にフリーブスとしての活動やその後の人生に焦点が当てられました。

江木氏は、子役としてのキャリアを経て、フリーブスのメンバーとしてデビューし、紅白歌合戦に7回も出場した人気アイドルでした。しかし、彼のキャリアは順風満帆ではなく、解散後は様々な苦境に直面しました。特に1999年には覚醒剤取締法違反で逮捕され、自身の使用だけでなく、知人に薬物を勧めていたことも認めています。

さらに、江木氏は、ジャニーズ事務所からの収入の少なさについても驚くべき証言をしています。彼が受け取っていた金額は、解散する頃にはやっと50万円に上がったというもので、人気アイドルでありながら、その待遇は非常に厳しいものでした。彼はまた、バーニングプロダクションの社長に金銭を立て替えてもらったことも明かしており、その背景にはさらに複雑な人間関係が存在していることが示唆されています。

江木氏の語る過去の出来事は、ジャニーズ事務所の持つ暗い側面を明らかにするものであり、同時に彼自身の苦悩や闘いの歴史でもあります。昨今のジャニーズに対する批判の高まりとともに、江木氏の証言がどのような影響を及ぼすのか、今後の展開が注目されるところです。