中居正広さんが女性トラブルを起こし、約9000万円の解決金を支払った問題について、フジテレビが1年半にわたり中居さんを起用し続けた理由が注目されています。中居さんは2023年6月に発生したトラブルを認め、1月9日に謝罪コメントを発表しましたが、その内容には物議が醸されています。
問題発覚後、フジテレビは中居さんの出演番組を続々と差し替え、1月9日のコメント発表後にはテレビ朝日が「中居正広の土曜な会」を休止する方針を示しました。中居さんと女性の接点はフジテレビでの仕事とされ、元テレビ朝日の法務部長である西脇京介弁護士は、フジテレビが事件を知っていながら中居さんを出入り禁止にしなかったことに疑問を呈しています。
報道によると、女性は事件直後にフジテレビにトラブルを報告したとされますが、フジテレビはその詳細を明かしていません。この問題を受けて、フジテレビ社長は全社員に向けて決意表明を行い、社内の不安を認識しつつも、具体的な説明ができない状況にあると説明しました。
フジテレビの対応には賛否が分かれ、被害女性の権利や感情に配慮した対応が不足していたとの声も上がっています。中居さんは「今後の芸能活動に支障はない」と述べていますが、その発言は波紋を呼び、「9000万円を払ったからいい」という印象を与えかねません。
この問題は、フジテレビや中居さんの今後の活動に大きな影響を与える可能性があります。被害女性の思いに寄り添った真摯な対応が求められています。今後の展開にも注目が集まります。