中日が甲子園で奇跡の4連勝!板山の先制ソロと福永の猛打で完全勝利の舞台裏!

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中日は阪神との乱打戦を制しオープン戦4連勝。昨季0勝10敗1分と未勝利に終わった敵地・甲子園での勝利は、23年9月27日以来2年ぶりとなった。試合は初回に板山のソロ本塁打で先制、2回には樋口の2点適時打、3回には中田の適時二塁打など4回まで毎回得点の11安打7得点。先発の涌井は前川に被弾など3回8安打3失点もリードは許さず、4回からは柳が登板し3回1失点、7回からは大野が3回無失点と繋ぎ逃げ切った。

スタメンは1番DH・岡林、2番レフト・カリステ、3番サード・板山、4番セカンド・福永、5番ファースト・中田、6番ショート・村松、7番ライト・鵜飼、8番キャッチャー・石橋、9番センター・樋口のオーダーを組んだ。

相手先発・デュプランティエに対し、初回2死走者なしから板山が右翼席へソロ本塁打を放ち先制する。

さらに2回には先頭の村松が四球、鵜飼が中前安打を放ち無死一、二塁。石橋は犠打の構えも追い込まれスリーバントを試みるも、外に逃げる変化球に空振りし失敗。それでも樋口のところで暴投があり二、三塁となると、樋口が左中間へ2点適時二塁打を放ち3-0とリードを広げる。

一方先発の涌井は初回に近本、原口に安打を浴び1死一、二塁のピンチを招くも、森下の打球は自らを直撃し、セカンド・福永の正面へ転がり、結果的に併殺打となり無失点でしのぐ。

しかし2回に先頭の前川に逆方向へソロ本塁打を浴びると、ヘルナンデス、木浪にも連打を浴び無死一、二塁。梅野には犠打を許すと、髙寺の二ゴロ間に失点し3-2。さらに近本に四球を与え、盗塁も許し二、三塁とされるも、中野は右飛に抑える。

打線は直後の3回表、2番手・伊藤将に対し1死から福永が中前安打を放つと、中田が左中間へ適時二塁打を放ち4-2。さらに村松の中前安打で1死一、三塁も鵜飼が浅い右飛で2死。石橋は四球で満塁と好機を広げるも、樋口は遊ゴロに倒れ1点止まり。

涌井は3回も続投すると、2死から前川にライト線への二塁打、ヘルナンデスに中前適時打を浴び4-3。涌井は3回、58球、8安打、1四球、2奪三振、3失点(自責3)で降板となった。

4回表の攻撃は、1番からの好打順で岡林、カリステが連打、板山は空振り三振も、ダブルスチールが成功し1死二、三塁。ここで福永が中前2点適時打を放ち6-3とここまで毎回得点。

4回裏からは2番手・柳が登板。しかし先頭の髙寺に右中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、1死から中野に左前安打でつながれ一、三塁。3番・原口にはライトへ犠飛を許し6-4とされる。

5回表の攻撃はこの試合両チーム通じて初めての3者凡退。柳は5回裏は得点圏に走者を進められるも無失点でしのぐと、6回裏は中野、原口から連続三振を奪い3回、64球、4安打、無四死球、2奪三振、1失点で降板。

6回表は1番からも3番手・岩崎の前に三者凡退に封じられる。7回表は新外国人右腕で登板の4番手・ネルソンに対し、先頭の福永が中前安打を放つと、2死となるも、鵜飼、石伊、樋口が3者連続四球を選び押し出しで1点を加え7-4。

7回裏は雨天中止となった前日先発予定だった大野が登板し、森下を遊飛に打ち取るなど無失点。8回裏は先頭の坂本に左前安打、1死から糸原にも左前へ運ばれ一、二塁。それでも豊田を遊ゴロ併殺崩れで2死、原口はライト・尾田の好守で打ち取り得点与えず。

9回も大野が続投し三者凡退に抑えゲームセット。大野は3回、39球、2安打、1四球、無失点だった。

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