柏が首位奪取!浦和はホーム開幕戦で衝撃の連敗…勝利の影が迫る!

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明治安田J1リーグは2日に第4節が行われ、浦和レッズと柏レイソルが対戦した。

今季は大型補強を敢行したものの、2分け1敗と勝利がない浦和。今季初勝利を狙うホーム開幕戦では、マテウス・サヴィオや原口元気、前田直輝らが先発に入った。一方で2勝1分け負け無しと、リカルド・ロドリゲス監督新体制で順調なスタートを切った柏では、古巣対戦となる小泉佳穂らがスタメンに名を連ねている。

試合は15分、小屋松知哉がカットインからミドルシュートを狙うと、GK西川周作が弾ききれずにゴールイン。序盤から積極的に仕掛けた柏が早い時間に先制する。

追いかける展開となった浦和は21分、FKのチャンスからダニーロ・ボザが際どいヘッドを放つと、28分にはマテウス・サビオの強烈なミドルでチャンスを作る。一方の柏は23分、敵陣深い位置でのボール奪取から決定機を作った。

すると31分、柏がリードを広げる。右サイドへの大きな展開から小泉佳穂がドリブルで中へと持ち運び、正確なクロス。これを垣田裕暉がダイビングヘッドで押し込んだ。突き放された浦和は、前半終了間際に前田直輝に絶好のチャンスが訪れたが、一対一の場面でGK小島亨介がファインセーブ。2点差で前半を折り返す。

ゴールが必要な浦和は、後半頭から金子拓郎とサミュエル・グスタフソンを投入。立ち上がりから積極的に仕掛けていき、48分には金子拓郎のミドルがGKを襲った。一方の柏も51分、ショートCKからゴールに迫っている。

浦和は56分、GK西川周作のロングフィードからDFラインの背後に飛び出した関根貴大が決定機を迎えたが、シュートは枠を捕らえず。このプレーで得たCKからチアゴ・サンタナが強烈なシュートを放ったものの、ここはGKの正面に飛んだ。70分にも、チアゴ・サンタナのシュートがポストを叩いている。

なんとか1点を返したい浦和は、積極的に選手を入れ替えながら攻撃を仕掛けていくが、決定機までなかなか持ち込めない時間が続く。試合はこのまま終了し、柏がクリーンシートを達成。敵地で浦和を2-0で下した。

この結果、開幕4試合で3勝1分け無敗とした柏が勝ち点を10まで伸ばすことに成功。首位に浮上した。一方、ホーム開幕戦を落とした浦和は連敗に。2分け2敗と勝利のない状況が続いている。

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