【衝撃】井上尚弥vsアフマダリエフ、5月のラスベガスで決戦濃厚!ピカソ戦は波乱の幕切れ!?

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プロボクシング世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31=大橋)の次戦として、5月に米国ラスベガスでWBC同級1位アラン・ピカソ(24=メキシコ)との対戦が内定していると報じられてきたが、ESPNのサルバドールロドリゲス記者が28日、Xで「井上とピカソの戦いはもう終わってしまった。情報筋によると、ムロジョンは5月に、カルデナスは9月に日本に来る予定だという」とつづった。同記者は26日に井上vsピカソ戦の見通しは暗くなってきたことをつづっていた。

WBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)がいよいよ井上との対戦が濃厚になってきた。アフマダリエフは元WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者で、井上と統一戦が確実とされていたが。23年4月にマーロン・タパレスの挑戦を受け判定2-1でまさかの初黒星。王座陥落し井上がタパレスと戦うこととなった。

そのアフマダリエフは初黒星後、23年12月、WBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を8回TKO勝利し、井上への指名挑戦権を獲得。24年12月にはWBA同級暫定王座決定戦で3回、TKO勝利で暫定王者となった。なかなか実現しない井上戦にアフマダリエフは井上に「逃げるな」などと挑発を繰り返してきた。

米専門メディアTHE RINGは24日「井上陣営と前向きに交渉をし始めている。井上が予定する5月の試合、9月14日に日本での話もある」と語ったという。これに照らし合わせると、5月のラスベガスはアフマダリエフ、9月には日本でWBA2位のラモン・カルデナス(29)と対戦するということになる。

海外メディアではすでにピカソが対戦を辞退したという情報も流れる。ピカソよりも連続KO中でパワーファイターのアフマダリエフのほうが脅威だろう。

アフマダリエフはサウスポーで身長166cm、リーチ173cm、戦績は13勝(10KO)1敗。井上は身長165cm、リーチ173cm、戦績は29勝(26KO)無敗。実現すれば井上の王座を揺るがす戦いになりそうだ。

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