ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手に対する期待が高まる中、シカゴ・カブスのクレイグ・カウンセル監督が彼の打撃練習を見た際の発言が話題となっています。カウンセル監督は、大谷選手の実力に対する驚きと敬意を表し、「もうだめだよ、彼を試合に出さないでくれ」と冗談交じりに語りました。この発言は、彼が大谷選手のバッティングの圧倒的な能力を認識していることを示しています。
大谷選手は、キャンプ中に特別に設けられた実践形式の打撃練習に参加し、デイブ・ロバーツ監督やフリードマン部長などの首脳陣もその様子を見守りました。最初のセットでは思うような結果が出ませんでしたが、2セット目に入ると彼は状況に適応し、力強いスイングでヒット性の打球を放つ姿が見られました。ロバーツ監督は、大谷選手の調整が順調であることを強調し、エンゼルス戦やジャイアンツ戦での出場を楽しみにしています。
カウンセル監督は、インタビューにおいて「大谷選手は本当にモンスターで、彼のバットがボールを捉えた瞬間の音は他の選手とは全く異なる」と語り、その特異な存在感を称賛しました。また、彼は大谷選手を「アーロン・ジャッジをも超える存在」とし、二刀流としての彼の影響力がメジャーリーグ全体に大きな変化をもたらすと述べました。
今シーズンの開幕戦に向けて、カブスは自信を持って臨む姿勢を示しており、監督は「どんな強力な相手がいても、私たちの目標は変わらない」と力強く語りました。大谷選手とカブスの戦いは、今シーズンの見どころとなることが期待されます。特に、彼の二刀流復活がどのように展開されるかが注目されており、ファンやメディアからの期待が高まっています。