タレント 中居正広(52)の女性トラブル騒動に関連し、フジテレビの現役女性アナウンサーが、同局幹部が設定した中居との会食に参加させられたことがあると告白したことを、16日発売の週刊文春が報じている。会食には、中居ともう1人別の男性タレントが参加。同局番組のスタッフらが酒や食事の配膳をしていたという。同誌は中居の女性トラブルの背景に、こうした会食の常態化があったと指摘。また、一連の問題について海外からも第三者調査を求める声が上がった。 女性アナが同席させられた会食は2021年冬に行われた。同誌によると、場所は高級ホテル、グランドハイアット東京。幹部の部下である局員から「(幹部が)中居さんたちと飲み会をやる」「来てほしい」と連絡があったという。 女性アナは「ホテル内のレストランで会食する」と思っていたが、到着すると同局員の案内でスイートルームへ。部屋に入ると、同局番組のスタッフらがピザやシャンパンなどをテーブルに並べていた。遅れて女性アナ2人が到着。続いて中居と、別の男性タレントが現れた。同誌に告白した女性アナは、幹部から男性タレントの近くに座るよう促されたという。 酒が進むにつれ、一人また一人と部屋を出て行き、最後は女性アナ2人と、中居と男性タレントの計4人が残った。危険性を感じたという女性アナはトイレに一度避難。部屋に戻ると、寝室から男性タレントが全裸で手招きしていたという。女性アナはこれを拒絶。会食を設定した幹部について「女性アナをいかがわしい接待の道具として使い」「本当にひきょうな手口」と非難している。 この幹部について、スポニチ本紙は中居の女性トラブル発覚前の昨年12月13日、フジテレビに質問状を送っている。その中で、被害女性と中居はこの幹部の紹介で出会ったのではないか、この幹部のセッティングで2人が参加した食事会があったのか、といった内容を確認したところ、同局は「ご質問は事実と異なりますので明確に否定させていただきます」との回答だった。ただ、女性アナを同席させて中居ら大物タレントを接待することが文春報道の通り常習化していたのなら、問題となっている中居の女性トラブルも同様の接待を経て起きている可能性があり、今回告白した現役アナが会食を経てから同様の被害に遭う危険性があったことは否定できず、フジの調査と見解が強く求められることになる。 同局はこの日「昨年より外部の弁護士を入れて事実確認の調査を開始しており、今後の調査結果を踏まえ、適切な対応をしてまいります」とコメント。今回の報道については「現段階では個別の質問への回答は控えさせていただきます」とした。同局関係者は「仕事のことを考え、タレントとの会食に自ら出向く女性アナがいるのも事実。ただ会食が組織的、常習的に行われ、そこで危険な目に遭っていたと現役アナが“告発”した事実は重い。人権問題が重視される中、徹底調査が必要」と指摘する。 別の関係者は「局内には記者会見は避けられないという空気が流れ始めている」と語る。近くアナウンス室で説明会が行われるとの情報も。局側の詳細な説明と調査が求められる。
元フジテレビアナウンサーの渡辺渚氏が、同局内での「若者虐待」として知られる過酷な労働環境について衝撃の告白を行いました。彼女は、特に新人アナウンサーが直面する過剰な労働時間や精神的プレッシャーについて詳細に語り、業界内での労働環境の改善を求める声が高まっています。 渡辺氏は2020年にフジテレビに入社し、明るく親しみやすいキャラクターで多くの視聴者に愛されました。しかし、彼女が退職後に語った労働環境の厳しさは、業界内外に衝撃を与えました。特に彼女は、若手社員に対する扱いが「罰のようだった」と述べ、精神的にも肉体的にも大きな負担を強いられていたことを明かしました。 さらに、渡辺氏の告白には、あるディレクターによる薬物の不正流通という深刻な問題も含まれていました。彼女は、若手アナウンサーがその薬物を使わされていた疑惑についても言及し、これは個別の問題に留まらず、組織的な隠蔽が行われていた可能性があることを示唆しています。このような不正行為は、テレビ業界全体における信頼性を損なうものであり、改革が急務であることを浮き彫りにしています。 渡辺氏は、過去の労働環境が不適切であったことを振り返り、今後の若者たちにはより良い環境で働いてほしいとの強い思いを表明しました。日本のテレビ業界は、長時間労働や過剰なプレッシャーの問題を抱えており、彼女の告白をきっかけに、より透明で健全な働き方を実現するための議論が進むことが期待されています。 これらの問題を受けて、業界全体での働き方改革が求められる中、渡辺氏の勇気ある告白が新たな変革の一歩となることが、今後のメディア業界にとって重要な課題となるでしょう。彼女の経験が、多くの若手社員にとっての励みとなり、より良い職場環境の実現に寄与することを願っています。
タレントの中居正広さんが、女性トラブルを巡って大きな騒動に巻き込まれ、テレビ各局が彼の出演する番組を差し替える事態となりました。中居さんは謝罪と説明を行うために記者会見を開くことを決定しました。彼が出演していた人気バラエティ番組は、TBSの「中居正弘の金曜日のスマイルたちへ」やテレビ朝日の「中居正弘の土曜日な会」、フジテレビの「誰かと会」など、合計5本が差し替えや放送休止となりました。 特に1月10日放送予定だった「金スマ」の新春SPは、映画に差し替えられ、視聴率が大幅にダウン。中居さんの存在が視聴率に与える影響の大きさが改めて浮き彫りになりました。中居さんは、番組からの交番や打ち切りは仕方がないと覚悟を示し、テレビ局に迷惑をかけることを心配しているという報道もあります。 一方、お笑いコンビ「下振り明城」のソさんは、自身のYouTubeチャンネルで中居さんのトラブルについて言及し、今後の芸能活動に影響を与える可能性を指摘しました。ソさんは、芸人としての本音を語り、トラブルがあった場合には、その影響を受けることを警告しました。 また、今回の騒動の根底には、女性を二人きりにさせる手法があると報じられています。このような状況が計画的に作られることがあるため、芸能界の構造的な問題が再び浮き彫りになりました。 さらに、元フジテレビアナウンサーの渡辺さんが注目されています。彼女はPTSDを抱えていたことを公表し、その原因が中居さんのトラブルと関連しているのではないかという憶測も広がっています。フジテレビの対応にも疑問の声が上がり、被害者を守るべきであったのではないかと批判されています。 中居さんの今後の活動や、テレビ局の対応、そして被害者の心のケアが適切に行われるか、注目が集まっています。騒動の真相はまだ不透明な部分が多く、今後の報道に注視が必要です。