政府の補助金でガソリン価格がたった10円値下げ!?野党が激怒する理由とは!

石破首相が22日夜に表明した政府の補助金によるガソリンの10円値下げについて、野党が一斉に批判しました。石破首相は22日夜、政府の補助金により5月22日からガソリン価格を1リットルあたり10円引き下げることを表明しました。これについて、与党とガソリン税の暫定税率廃止を協議している国民民主党は厳しく批判しました。 国民民主党・古川代表代行: 減税するなら減税するでちゃんとしたほうがいいんであって、しかも10円っていうのは、みみっちい下げ幅になっているんじゃないか。また、立憲民主党の重徳政調会長は「補助金を出して間接的に下げるより、暫定税率廃止のほうが筋が通った政策だ」と述べ、日本維新の会の岩谷幹事長も1リットルあたり25円上乗せされている暫定税率を廃止すべきだと強調しました。

カズワン運航会社社長、またも追悼式欠席…沈没事故から3年目の衝撃!遺族たちの思いとは?

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU―Ⅰ(カズワン)」が沈没し、26人が死亡・行方不明となった事故は23日、発生から3年となり、カズワンが出港した斜里町ウトロで追悼式が開かれた。カズワンの運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長は今年も姿を見せなかった。 【写真まとめ】昨年はあった桂田社長からの献花もなく 追悼式会場の様子 式典には、全国から犠牲者の家族らが参列。会場に設けられた献花所には町民や関係者が花を供えた。桂田社長は2023、24年も出席せず、供花のみ会場に届けていたが、今年は供花もなかった。 事故で長男の小柳宝大さん(当時34歳)が行方不明となった、福岡県久留米市の男性(66)は「うちの息子はまだ見つかっていない。今日は、船に乗っていて死亡が確認された方々のために冥福を祈りたい」と話した。

【緊迫】玉木氏、石破首相に迫る!ガソリン税廃止はいつ?協議の裏事情とは一体…

国会では23日、6カ月ぶりとなる国家基本政策委員会での党首討論が行われ、国民民主党の玉木代表はガソリン税の暫定税率廃止をいつ実行するのか迫り、石破首相は自民・公明・国民民主3党の協議に委ねていることを強調し、「サボっているわけではない」と述べた。 討論の中で玉木氏は「総理、国民は困っていますよ。物価高で本当に困っている。ガソリンの暫定税率、いつ廃止するんですか」と迫った。石破首相は「それを目指して今、各党の間において協議が行われている。そのことについて熱心な協議の末に結論が出ることを私どもとして心から期待をしている」と述べた。 これに対し玉木氏は、与党と国民民主党の議論が進んでいない中で石破首相は補助金によるガソリン価格引き下げを表明したことを批判し、再度、暫定税率廃止をいつ実行するのかか迫った。石破首相は「3党で真摯な協議が行われている時にいつということは申し上げられない。その協議が真摯で生産的で建設的なものであることに私自身は確信を持っている」と述べ、「暫定税率廃止によって地方も含めて財源をどのようにして確保するかということが焦点だ。そこを目指して、3党の間で協議が行われていることであって、わが党がサボっているということではない」と述べた。 さらに「これによって、デメリットを受ける人たちに対してきちんとした対応をしなければ、ガソリンが下がれば、それでいいという話にならない。それによって困ってしまうところは当然あるわけで、どういう対応するのだということもきちんと恒久的に示していかなければ無責任な話だ」と強調した。