【総裁選SNS戦略】「政治家が動画の重要性に気付いた」バズる・若者向けはもう古い?前回との違いは|アベヒル

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【総裁選SNS戦略】自民党内での熾烈な総裁選が迫る中、SNS戦略の重要性が急速に浮上している。岸田文雄総理の辞任表明を受け、次期総裁選が9月22日に告示され、10月4日に投票が行われる。今回の選挙では、党員と議員のみが投票するが、候補者たちは短期間で自らの政策や意見を伝えるために、SNSを駆使する必要がある。

特に注目されるのは、前回の総裁選でSNSを積極的に活用した高一苗氏。彼の動画は400万回以上再生され、初回投票で最多票を獲得した。高一氏は、地元の奈良での活動や趣味を披露し、親しみやすさを演出。彼のSNS戦略は、若者だけでなく全世代にアプローチを広げ、政治家としての新たなイメージを確立している。

一方、小泉進次郎氏や吉義吉正氏もSNSを通じて自身のキャラクターを発信。小泉氏は地元の高校を訪問し、若者との接点を強化している。SNSはもはや若者向けのツールではなく、全世代に影響を与える重要な媒体となっている。

しかし、候補者たちはただバズることを目指すのではなく、安定した支持基盤を築くことが求められている。SNSでの発信は、世論の動向を把握する手段としても重要であり、次期総裁選において勝利を収めるための鍵となるだろう。今後の展開にますます目が離せない。