公務員の不祥事が続いています。
酒を飲んで自家用車を運転して警察に検挙された島根県職員が9月12日付で懲戒免職の処分を受けました。
島根県担当者:
「大変申し訳ございませんでした」
12日付けで懲戒免職になったのは、島根県の県央県土整備事務所大田事業所に勤務していた男性係長(55)です。
県によりますと男性係長は今年5月、私用で自家用車を使って広島市内を訪れ、飲食店などで深夜から未明にかけて酒を飲んで仮眠をとった後、自家用車を運転中に警察官の職務質問で酒気帯び運転が発覚して検挙されました。
男性係長は2011年にも酒気帯び運転で停職6か月の処分を受けていました。
島根県が職員に対する飲酒運転の厳罰化を定めた2006年以降、懲戒免職の処分は今回が初めてだということです。
島根県はこのほか、6月に制限速度を50キロオーバーして警察に検挙された40代の男性職員を12日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分にしたことを公表していて、全職員に対し改めて服務規律の徹底を図るよう通知しています。