ウエンツ瑛士 4歳から芸能界にいるがゆえの悩み「どうしがみ付いたら生きていけるか…」

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 タレントの(39)が、4日放送のラジオ第1「東京03の好きにさせるかッ!」(木曜後8・05)にゲスト出演し、時代から染みついた自身の習性について語った。

 4歳からタレントとして活動を始め、ミュージカル「美女と野獣」で初舞台を踏んだ。芸歴では、番組パーソナリティーのお笑いトリオ「東京03」をしのぐ。

 バラエティー番組「熱狂マニアさん!」でウエンツと共演していた飯塚悟志は、「すっごく視野が広くて、全体が見えているの。自分の立ち位置みたいなのを、全体を考慮した上で決めている気がする」とウエンツを称し、「スーパータレント」と絶賛した。

 ところが、それこそがウエンツにとって悩みの種だったという。「飯塚さん、鋭いなと思ったのは、その瞬間、瞬間で場所を探すから、自分の芯がないのがなんです。こうありたいとか、こういいう人間だからこうしたいというのが、ホントにないから」。タレントとしてどう生きていくかを最優先に考えた結果、その場その場で空いているポジションを探すことが特になっていったことを打ち明けた。

 「4歳からやっちゃっているから、ここにいるためにはどうしたらいいかというところから始まっちゃってるんですよ。何かになりたいではなく、どうしがみ付いたら生きていけるかというスタートになっちゃっているから、そういうふうにどんどんなっちゃった」

 バラエティーや俳優、小池徹平との音楽デュオ「WaT」と、幅広く活動。スタジオでは、多くの役回りを担うこともある。「やれる範囲でやっているけど、昔はもっと無理してましたね。20代って特に。もっと幅広かったじゃないですか?芸能界自体が」と回顧。「もっと左もやって、もっと右もやってとなると、それを全部やっていたら、ファンの人はどれが本物?となり始めるというか」と、思いを吐露していた。