九州北部で記録的な大雨が続き、福岡や熊本で深刻な土砂崩れや河川の氾濫が発生しています。9日から降り続く豪雨により、少なくとも1人が死亡、4人が行方不明となっており、捜索活動が急ピッチで行われています。
福岡県福市では、氾濫した川に男女2人が流され、捜索が続行中です。また、熊本県交差町では、避難中の家族4人が土砂崩れに巻き込まれ、母親と子供2人は救助されましたが、父親が依然として行方不明です。現場からは、心肺停止状態の男性が発見されたとの報告も入っています。
さらに、熊本市内では、完水した道路に倒れていた男性が救助され、他にも2人が川に流されたとの通報があり、捜索が続いています。八代市では、車が溝に転落し、女性の死亡が確認されました。これらの事故は、九州全域にわたる大雨の影響で発生しています。
一方、石川県七尾市でも、大雨による土砂災害警戒情報が発令され、道路が崩れた結果、車3台が転落しましたが、運転手3人は意識があるとのことです。各地での被害が拡大する中、引き続き注意が必要です。救助活動と捜索が急がれる中、被害の全貌が明らかになるのは時間の問題です。市民は安全確保を最優先に行動するよう呼びかけられています。