川崎市で発生したストーカー事件が衝撃の展開を迎えました。行方不明となっていた20歳の岡崎朝日さんの遺体が、元交際相手の自宅から発見されました。この悲劇的な知らせは、家族の絶望とともに、警察の初動対応に対する疑念を呼び起こしています。
事件発覚から20日が経過した今、岡崎さんの家族は警察の捜査に対する不信感を募らせています。岡崎さんはストーカー被害を訴えており、家族は何度も警察に相談していましたが、警察は初期の段階で適切な捜査を行わず、事件化を遅らせたとされています。岡崎さんの父、哲也さんは「警察が早期に動いていれば、娘は助かったかもしれない」と語り、怒りをあらわにしています。
現場には割れた窓ガラスや新しい服が残されており、家族は岡崎さんが自ら失踪するはずがないと信じています。警察の初動捜査では、窓からの侵入を否定し、捜査が進まなかったことに疑問が残ります。家族は、元交際相手の白井秀幸容疑者がストーカー行為を行っていたことを証言しており、彼の関与が疑われています。
岡崎さんの遺体が発見された直後、白井容疑者は逮捕され、ストーカー規制法違反とともに殺人の容疑で起訴されました。しかし、家族は「なぜ警察はもっと早く動かなかったのか」と問い続けています。事件の真相解明と、警察の対応に対する厳しい検証が求められています。