フジテレビは、現在進行中の女性トラブルに関連して、公式YouTubeチャンネル「フジテレビアナウンサー」の活動を休止することを発表しました。この決定は、同局の人気アナウンサー中井正の問題が発端となり、組織ぐるみの文化に関する疑惑が浮上したことを受けています。
2月1日には、元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が堀江貴文氏のYouTubeチャンネルに出演し、「女王文化は存在する」と断言したことで、フジテレビへの批判的な視線が一層強まりました。これにより、アナウンサーたちの素顔が見られることが人気だった公式YouTubeチャンネルの更新が、3週間前から止まっているという状況が生まれています。
フジテレビの広報部は、同チャンネルの活動休止について「日頃から応援してくださっている皆様には大変心苦しいですが、当面の間活動休止いたします」とコメントしました。今後の再開については改めて案内するとしています。
また、アナウンス室内でも異変が報告されており、これまで数十人しか参加していなかった労働組合に、多くのアナウンサーが新たに参加したとの情報があります。これに対して、視聴者からは「更新を続けてもコメント欄が荒れるだけ」との声や、「無関係な人がネットで叩かれるのはかわいそう」といった意見が寄せられています。
現在、フジテレビの社内ではアナウンサーや社員が自らの立場を考え直す動きがあるようで、フリーランスとしての活動を考える人も増えているとのことです。社内の文化に対する批判が高まる中、果たして今後のフジテレビはどのような方向に進むのでしょうか。