長崎原爆投下から80年「核兵器使ったらすべてがおしまい」被爆者訴え…平和祈念式典に2600人参列

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長崎市で、原爆投下から80年を迎えた今日、平和記念式典が行われ、2600人が集結しました。大粒の雨が降る中、式典は予定通りに実施され、被爆者や遺族、そしてアメリカやロシアなどの核保有国を含む94の国と地域の代表者が参加しました。

長崎市の鈴木市長は、平和宣言で「核兵器の廃絶」を強く訴え、武力による争いを即刻終わらせるよう呼びかけました。この瞬間、被爆者代表の西岡浩さんが自らの凄惨な体験を語り、原爆の恐ろしさを訴えました。「絶対に核を使ってはならない。使ったらすべてがおしまいです」との言葉は、会場にいるすべての人々に深い衝撃を与えました。

長崎の地で再び平和の重要性が強調される中、出席者たちは核兵器の恐怖を忘れず、未来への希望を胸に抱きました。被爆地としての思いが一層強まる8月9日、長崎は再び平和の象徴としての役割を果たしています。今、この瞬間に私たちが行動を起こさなければ、歴史は繰り返される危険性があることを、全世界に向けて強く訴えかけています。

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