愛媛県八幡浜市の60代の男性がSNSで女性を名乗る2人の相手に好意を抱き、ウソの投資やビジネスを持ちかけられ、あわせて約1260万円をだまし取られました。警察は被害届を8日に受け、SNSを使ったロマンス詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは八幡浜市に住む会社員の男性(60代)です。
警察によりますと男性は今年2月24日、日本人女性を名乗る相手とSNSでやりとりを重ね好意を抱くようになりました。このあと「限定ウイスキーを購入すれば、20日間で10倍位に値上がりする」などとウソを伝えられ、オークションに関するSNS上のグループに参加。3月に指定された口座へ現金約28万円を振り込みました。さらにグループの別のメンバーから「審査保証金」などを口実にされ、4月に現金約576万円を振り込みました。
また男性は3月20日、韓国人女性を名乗る別の相手からもSNSでメッセージが届いて好意を持つようになり、ウソのオンラインショップの経営に誘われました。そして注文があった商品の購入や凍結された収益の解除などを口実にされ、4月から7月にかけて、指定された口座にあわせて現金約656万円を振り込み、2人から約1260万円をだまし取られました。
男性は家族から詐欺と指摘されて被害に気づき、警察はSNSを使ったロマンス詐欺事件として捜査。会ったこともない相手から投資やビジネスの話になれば詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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