出雲市の砂浜でゴムボートの夫婦が沖に流され…泳いで引っ張り引き返そうとした高齢の夫が溺れ死亡(島根)

島根県出雲市の海岸で8月4日午後、高齢の男性が意識がない状態で倒れているのが見つかりました。
男性は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

4日午後3時50分ごろ、出雲市多伎町久村の「道の駅キララ多伎」から北東に約700メートル離れた海岸で、高齢の男性が意識がない状態で仰向けに倒れているのを海水浴に来ていた男性が見つけ、消防に通報しました。
男性は病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。

警察によると、死亡したのは、出雲市矢野町の無職・中島直さん(75)で、海水浴のため海岸を訪れていたということです。
中島さんは、午後1時ごろから妻と2人でゴムボートに乗っていましたが、沖に流されたため、引き返そうとボートから降りて泳いで引っ張っていたところ、途中で行方が分からなくなったということです。

男性の妻は、その後水難救助隊に救助され、無事でした。

警察は、中島さんが何らかの原因で溺れたとみて、事故の状況を詳しく調べています。

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