マンホール内部から基準値上回る硫化水素検出…下水道管点検中の作業員4人死亡事故 業務上過失致死の疑い視野に捜査 埼玉・行田市

埼玉・行田市で2日、下水道管の点検作業中の4人がマンホールに転落して亡くなった事故で、事故後のマンホール内部から、基準値の濃度を上回る硫化水素が検出されたことが分かりました。

この事故は2日、行田市長野で下水道管の点検をしていた男性作業員4人が、マンホールの中に転落し死亡したものです。

その後の市や消防などへの取材で、事故が起きた後のマンホール内部の硫化水素の濃度を消防隊員が数回測定したところ、作業の基準値とされる濃度10ppm未満を上回る、30~80ppmの硫化水素が一時的に検出されたことが分かりました。

警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、関係者から当時の状況を聞くなどして捜査を進めています。


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