沖縄と群馬で、交通ルールを無視する危険な運転が相次いでカメラに捉えられた。
那覇市で10日、渋滞を避けようと歩道を走行する車がいた。群馬・前橋市で7日には直進レーンから突然右折するバイクの姿が確認されている。
いずれも事故に直結しかねない行為であり、交通マナーの意識が問われている。
渋滞回避で車が歩道走行
那覇市で10日午後6時頃、渋滞する道路で撮影されたのは、画面左を駆け抜ける黒い車だ。走っているのは歩道だった。
撮影者は、「かなりのスピードが出ているし、人がいたらどうするんだと思いました」と語る。

帰宅時間帯で急いでいたのか、黒い車は左の車線の動きが止まるやいなや歩道に進入していた。そしてそのまま突き進むと、交差点を左へと曲がっていった。
直進レーンから突然右折
一方、群馬・前橋市で7日午後5時半頃、こちらではバイクの非常識な運転がカメラに捉えられていた。
現場には直進レーンを走っている1台のバイクがいた。

撮影者が右折レーンに車線変更した瞬間、まっすぐ進むと思っていたバイクが、まさかの右折を行ってきた。しかも後ろの確認すらしていないようにみられる。
このバイクの一部始終を見ていた撮影者は、「予兆はまったくなく、ありえない行為です。こんな運転をするなら、バイクには乗ってほしくありません」と語っている。
(「イット!」 7月27日放送より)