北アルプスの涸沢で3日朝、下山中の東京の57歳の大学教授が転倒して動けなくなり、警察などに救助されました。
遭難したのは東京都文京区の57歳の大学教授の男性です。
男性は7月30日に単独で上高地から入山し、3日は涸沢から下山していましたが、午前6時過ぎに転倒して自力での歩行が出来なくなりました。
通りかかった登山者から通報を受けた、常駐の長野県警山岳遭難救助隊員と山岳遭難防止常駐隊員が男性を背負って下山し、午前9時半前に救急隊に引き継ぎました。
男性は松本市内の病院に搬送されましたが、右足首を負傷しているということです。