光浦靖子が「めちゃイケ」の裏側を暴露し、その発言が大きな話題となっている。2024年11月30日放送のTBS「人生最高レストラン」に出演した光浦は、フジテレビの人気バラエティ番組「めちゃめちゃいけてる」に関する自身の思いを語った。光浦は、2021年に芸能活動を一時休止し、カナダで語学留学をしていたが、現在は一時帰国中である。
彼女は番組を降板した当時の心境について、「めちゃいけが嫌で嫌でやめたくて」と明かし、周囲からの圧力により辞められなかったことを告白した。さらに、現場の心理的なプレッシャーについても言及し、「ヒリヒリするような現場だった」と振り返った。光浦は番組のおかげで今の自分があると感謝しつつも、同時にその影響で精神的に辛かったことも認めた。
また、彼女の発言は、番組のスタッフや演者との関係性についても考えさせられるものとなった。「めちゃいけ」は家族のような絆がある一方で、他者からの視線や評価に対する負担も大きかったという。光浦は「宗教のような存在だった」とし、番組が自分の生き方の軸になっていたことを涙ながらに語った。
一方、番組の裏側では、フジテレビの幹部によるパワーハラスメントの疑惑も浮上している。中井正さんが9000万円の解決金を支払った女性トラブルが報じられ、業界内での女性の扱いやコンプライアンスの低さが改めて問題視されている。光浦の発言は、タレントやスタッフの立場や心理的負担について、より広い議論を呼ぶきっかけとなるだろう。