茨城県水戸市で、昨日午後6時過ぎ、48歳の男が両手に50cmの刃物を持ち、無差別に通行人を切りつけるという衝撃的な事件が発生しました。男は自宅近くの裏道で1人を襲った後、人通りの多い国道沿いに移動し、さらに5人を襲撃しました。被害者は20代から70代の男女6人で、そのうち2人は重傷を負っています。
目撃者の証言によると、男は異常な興奮状態で、周囲の人々に恐怖を与えました。「逃げろ」と叫ぶ子供の声や、通行人の悲鳴が響く中、男は冷静に刃物を振りかざしていました。現場には血痕が残り、混乱の様子が見て取れます。男は最終的に周囲の人々に取り押さえられ、警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、近隣に住む塩原ひかず容疑者。彼は犯行の動機について「自分を止めに来た人を切りつけた」と供述しており、警察は彼の自宅を捜索し、詳細な調査を進めています。刃物は4本所持しており、特に両手に持っていた50cmの刃物には血が付着していることが確認されています。
この事件は地域住民に大きな衝撃を与えており、警察は市民に対して注意を呼びかけています。今後の捜査の進展が注目されます。