7月27日の午後、倉敷市の児島観光港で高齢の男性が浮いているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
27日午後1時半ごろ、倉敷市の児島観光港で「男性が浮いてる」と近くにいた人から119番通報がありました。男性は消防に救助され、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、倉敷市の会社員、那須宗高さん(72)です。水島海上保安部によりますと、那須さんは午前9時半ごろ、海上工事の監視業務のため1人で船に乗り、児島観光港を出航、業務を終えて午後0時半ごろに戻ってきたということです。
防犯カメラには無人の船が浮桟橋から離れて漂流する様子が写っていて、那須さんが船を追いかけていく状況も確認されています。海上保安部は那須さんが船を止めようとして、誤って海に転落したとみて当時の状況を詳しく調べています。