福岡県直方市の花火大会で21日夜、仕掛け花火の火が河川敷の草むらに燃え移る火事があり、花火大会が中止となりました。
観客が撮影した映像には、対岸の土手から炎があがっているのが確認できます。
消防などによりますと27日午後8時半すぎ、直方市溝堀の河川敷で行われていた「のおがた夏まつり」の花火大会の会場で仕掛け花火の火が草むらに燃え移り、炎上しました。
現場で待機していた消防が消火にあたり、火は草むらの一帯をところどころ焼き、約1時間後に消し止められました。
火事が起きたのは、観客席の対岸でけが人はいませんでしたが、花火大会は途中で中止となりました。
一夜明けた28日朝から警察と消防が現場で実況見分を行い、火が燃え移った原因などを詳しく調べています。