常習化するパラシュート降下訓練に抗議決議 嘉手納町議会

嘉手納町議会は7月23日、常態化する嘉手納基地でのパラシュート降下訓練に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。パラシュート降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で行うと日米で合意されていますが、アメリカ軍は2023年からこれまでに13回連続で嘉手納基地内での訓練を強行しています。
嘉手納町議会はきょう臨時議会を開き、降下訓練に対する抗議決議と意見書が審議されました。基地対策特別委員会 福地義広委員長:
嘉手納飛行場でのパラシュート降下訓練は基地周辺住民が求める基地負担軽減に逆行しており我慢に我慢を重ねてきた町民の怒りは頂点に達している

抗議決議と意見書では嘉手納基地での降下訓練の全面禁止や訓練の根拠となっている例外措置の撤廃などを求めていて全会一致で可決されました。嘉手納町議会は沖縄防衛局に決議文を提出し訓練の中止を働きかけるよう要請しました。

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