フジテレビの会見に欠席した日枝久氏の行動や、同社およびTBSにまつわる「闇」を暴露する内容が、堀江貴文氏によって語られました。会見では、社長と会長が辞任し、新たにアニメ畑出身の社長が就任したことが報告されましたが、堀江氏はこの変化が根本的な問題の解決にはならないと指摘しました。
堀江氏は、記者会見の内容が過去の報道とほとんど変わらないことに不満を示し、中山正氏の問題行動についても、番組が中止されることはなかったと批判しました。さらに、テレビCMの効果が薄れている現状を挙げ、スポンサーが戻ってこない可能性が高いと警告しました。このような状況下で、フジメディアホールディングスは株主総会を乗り切れると考えていることを「甘い」と表現しました。
堀江氏はまた、かつてライブドアがフジテレビの買収を試みた際の裏話を明かし、当時の状況が如何に複雑であったかを説明しました。特に、フジテレビがCIAのような情報収集を行っていたことに驚きを持って語り、テレビ局内部における影響力の構造についても触れました。
最後に、堀江氏は日枝氏に対しての批判を強め、「日枝久氏が出てこない限り、この問題は終わらない」と述べ、視聴者に対しても問題提起を呼びかけました。彼の発言は、フジテレビやTBSの今後の行方に対する関心を高めると同時に、メディアの透明性についての議論を促すものでした。