天皇ご一家の愛犬「由莉」が、先月23日に16歳で息を引き取ったことが明らかになりました。皇室から公開された新たな写真には、由莉が小児病棟でのセラピー犬として活動する姿や、皇后さまと共に参加した夏祭りの様子が収められています。愛子様が名付け親である由莉は、長年にわたりご一家の一員として愛情を注がれてきました。
由莉は、セール化国際病院の小児病棟で入院中の子供たちと触れ合い、希望を与える存在として知られていました。医師やセラピー仲間との集合写真も公開され、彼女の活動が多くの子供たちに笑顔をもたらしていたことが伺えます。特に2018年の夏祭りでは、皇后さまと共に楽しむ姿が印象的で、皇室の温かい絆を感じさせる瞬間でした。
高齢化に伴い、由莉はいくつかの病を抱え、入院を余儀なくされていましたが、最期まで穏やかに過ごせたことにご一家は感謝の意を示しています。由莉の存在は、皇室だけでなく、多くの人々に愛され、心に残る存在でした。今後もその思い出は、天皇ご一家とともに生き続けることでしょう。