【フジテレビ】10時間超え会見 中居正広氏とフジ社員の関係は? 「週刊文春」は記事を一部訂正

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フジテレビは、清水新社長のもとで10時間を超える会見を開き、中居正広氏と同社社員との関係に関する詳細を明らかにしました。この会見は、昨年6月に発生した人権侵害の可能性がある事案についてのもので、参加者は191人、長時間にわたる質疑応答が行われました。

問題の発端は、昨年12月に報じられた週刊誌の記事で、同社社員Aが中居氏と女性との会に関与していたとされました。しかし、フジテレビはその後、社員Aの関与を否定。清水社長は会見を通じて、社員Aがトラブルの日に関与していないことを強調しつつも、他の日における関与の可能性については言及しました。

週刊文春は当初、女性が社員Aに誘われたと報じていましたが、その後、中居氏に誘われたと記事を修正し、謝罪しました。女性は、社員Aが設定した会の延長であったことを証言しています。

会見では、フジテレビがトラブルを把握した経緯や、報道後の対応についても語られました。昨年6月中に社長に報告が上がっていたにもかかわらず、実際に私のところに報告があったのは2ヶ月後だったと清水社長は述べました。このため、調査に時間を要し、中居氏の番組を継続する判断が下されたと説明しました。

フジテレビの現役社員の中には、今回の会見を通じて世間の信頼回復が難しいと感じる者も多く、親会社の社外取締役7人は経営陣の人選において信頼回復を実現できる人材を求める意見書を提出しました。この騒動は、フジテレビにとって大きな試練となっており、今後の信頼回復に向けた取り組みが注目されます。

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