シチューのブロッコリーがパセリに…肉じゃがも牛肉を豚肉に…学校給食に“異変” 大分県内ほぼ全ての自治体で給食費値上げ・外国産食材に変更も(2025/07/02)

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大分県内の学校給食に深刻な異変が発生しています。物価高の影響で、給食メニューに使用される食材が次々と変更され、子どもたちの栄養が脅かされています。最近の調査によると、ほぼ全ての自治体で給食費の値上げが決定され、さらには国産食材から外国産への切り替えも進んでいます。

大分市の小学校では、ブロッコリーの代わりにパセリが使用される事態が発生。ブロッコリーは5000円かかるのに対し、パセリは1000円以下。栄養価の低下が懸念される中、給食室は限られた予算内で工夫を凝らしています。さらに、肉じゃがの肉も牛肉から豚肉に変更されるなど、メニューの見直しが急務となっています。

給食を楽しむ子どもたちの笑顔の裏には、厳しい現実が隠れています。大分県内の18の自治体が行った調査では、物価高に伴う給食費の値上げがほぼ全ての自治体で行われており、限られた予算での栄養確保が大きな課題となっています。ある自治体では、加工品を減らし手作りのオムレツやデザートに切り替え、また別の自治体では大豆ミートを使用するなど、さまざまな工夫が試みられています。

子どもたちの健康を守るため、今後の給食運営がますます注目される中、物価高の影響はますます深刻化していく一方です。明日にはさらなる対策が求められる中、私たちはこの問題から目を背けてはいけません。

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