【路線価】白馬や富良野で“上昇率30%超” 外国人に人気の一方で…現地は 【地価】|社会部 山下脩記者

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【路線価】白馬や富良野で“上昇率30%超” 外国人に人気の一方で…現地は

緊急速報!日本の不動産市場が異常な高騰を見せています。長野県白馬村では、なんと土地価格が前年に比べ32.4%も上昇。北海道の富良野市も30.2%の急上昇を記録し、東京の浅草雷門通りも29%の上昇を果たしました。これらの地域は、外国人観光客にとっての人気スポットであり、インバウンド需要が加速しています。

国税庁が発表した最新データによると、観光地としての魅力が高まる中、宿泊施設や商業施設の需要が急増。白馬村では、5年前に比べて土地の価格が3倍に達するケースもあり、特にオーストラリアや東南アジアからの投資が目立っています。シンガポールの高級ホテルも2028年にオープン予定で、外国企業の関心が高まっています。

しかし、この急激な価格上昇は地元住民にとっては厳しい現実をもたらしています。多くの人々が生活のための土地を失い、苦しい状況が続いているのです。専門家は、現在の価格上昇がバブルではないとしつつも、急速な下落リスクは見当たらないと警鐘を鳴らしています。

この異常事態は、観光地の需要が続く限り、今後も続くと予測されています。地価の二極化が進む中、地方の人口減少地域は一方的に価格が下落し、都市部では逆に高騰が続くという現実が浮き彫りになっています。日本の不動産市場は今、まさに変革の時を迎えています。

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