熊本県益城町で、無人販売店からメダカを盗んだ44歳の男が現行犯逮捕される衝撃の事件が発生した。男は、これまでに3週連続で同じ店舗に出向き、メダカを盗む様子が防犯カメラに捉えられていた。最初の犯行は5月25日の日曜日で、その後も毎週同じ日に現れるという異常な行動を見せていた。
男は、メダカを持ち帰るための容器に移し替える際、一度は財布を取り出し、料金を支払う素振りを見せたが、実際には金を入れずに店を立ち去っていた。6月8日、3度目の犯行を終えた男は、敷地を出たところで追跡してきた警察に逮捕された。盗んだメダカは2匹、合計1200円相当。男は「支払いを忘れただけで、盗むつもりはなかった」と容疑を否認している。
この事件は、地域の無人販売店に対する信頼を揺るがすものであり、店舗の代表は「今までこんなことはなかった」と驚きを隠せない。男は逮捕後、先月19日に処分保留で釈放されており、現在も任意での捜査が続いている。熊本の静かな町で起きたこの異常な泥棒事件は、今後の展開に注目が集まる。