TBSラジオの人気番組「生島ヒロシのおはよう定職一直線」のパーソナリティ、生島ヒロシ(74)が、1月27日の放送を最後に降板することが発表されました。TBSは、彼に対して「TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反」があったとし、番組への出演を継続することが不可能であるとの判断を下しました。
この降板は、番組の放送回数が6995回に達したタイミングでの決定であり、次回の放送では7000回を迎える予定でした。TBSは、コンプライアンス違反の詳細については関係者のプライバシーを考慮し、具体的な説明は行わないとしています。これにより、リスナーの間でさまざまな憶測が広がることが予想されます。
生島ヒロシは1976年にTBSにアナウンサーとして入社し、その後フリーアナウンサーとしても活動。1989年には自身の芸能事務所を設立し、長年にわたりテレビやラジオで親しまれてきました。彼の降板は、TBSの看板番組における突然の大きな変化として、業界内外に衝撃を与えています。
TBSは今後も人権方針に基づいた番組制作を行うとし、再発防止に努める意向を示していますが、降板の背景にある重大なコンプライアンス違反の詳細が明らかにされない限り、リスナーやメディアの関心は高まり続けるでしょう。生島ヒロシの今後の活動にも注目が集まっています。